中国・北京で、3日に軍事パレードが実施されるのを前に、パレードの安全を確保するためなどとして、小型の無人機ドローンのほか、愛好家が飼育するハトを屋外で飛ばすことが禁止されました。 また、中国でも利用が広がっている小型の無人機ドローンも飛ばすことが禁止されたほか、パレードが終わるまでは、販売も認められません。 こうした措置について、市民からは「軍事パレードをせっかく行うのだから、市民は支持しないといけない」といった声がある一方、「ここまで管理すべきではない。おかしいと思う」という意見も聞かれました。 また、世界第2位の利用者数を抱える「北京首都国際空港」では、3日の午前中、パレードの前後3時間にわたって、一切の旅客機の離着陸が停止されます。こうした徹底した対策からは威信をかけて、パレードでのミスをなんとしても防ぎたいという習近平指導部の思惑がうかがえます。