巨人の渡辺恒雄球団会長(読売新聞グループ本社会長・主筆)は7日、東京都内のホテルで開かれた時事通信社の新年互礼会に出席後、米大リーグのヤンキースなどで活躍し、昨年末に引退を表明した巨人OBの松井秀喜氏(38)について、将来の巨人監督就任を熱望した。 報道陣の質問に答えた渡辺会長は「早く巨人に戻ってきてもらって、大監督になってもらいたい。それは、みんなが望んでいる。おそらく、野球ファン全部が望んでいるのではないか」と語った。渡辺会長は「原監督はまだやるけれども」と前置きしたうえで、将来的に原監督の後任は「松井君が最適」と話し、原監督の下でまず、コーチとしてのチーム復帰を希望した。 松井氏は1993年に巨人に入団し、2002年オフにフリーエージェントとなって大リーグへ移籍するまで巨人で10シーズンプレー。セ・リーグ最優秀選手(MVP)に3度選出され、本塁打王、打点王も3度ずつ獲得するなど傑出し