表舞台から姿を消しているプロレス関係者が、場外バトルを展開中だ。ベテランプロレスラーのセッド・ジニアスが、中国でのプロレス開催をめぐって元レフェリーのミスター高橋氏と対立しているのだ。 ジニアスは、鉄人のニックネームで知られた大物ルー・テーズ(故人)の弟子として知られ、大仁田厚との抗争では“台本にない場外乱闘”で負傷した被害を法廷に訴え、78万円の支払いを勝ち取ったことも話題となった。ただ、近年はその負傷が原因で試合から遠ざかっており、復帰戦を目指して特訓中。その久々の舞台にもなる可能性があったのが、約3年前、中国でのプロレス興行計画だった。 ジニアスによると、高橋氏から「やれば独占市場で何千億円もの莫大な収益が生まれる」と持ちかけられ、企画書も作ったが、途中でプランは頓挫。それまでにかかった経費の支払いを高橋氏に求めたが、返事がなかったという。 「高橋さんが1年間、中国でビジネス基盤を整