Published 2022/09/19 15:15 (JST) Updated 2022/09/19 15:44 (JST) 野生にいないはずの品種改良されたメダカを岐阜県美濃市の河川で見つけたと、龍谷大などのチームが19日までに発表した。観賞用などに品種改良された魚は海外や国内の別の場所から持ち込まれた魚に次いで「第三の外来魚」とも呼ばれる。野生のメダカは絶滅の危険が増大しているとして環境省のレッドリストで絶滅危惧2類に分類されており、交配が進めばさらに保全が難しくなる恐れがある。 見つかったのは体の背中や側面に輝くうろこがある「幹之メダカ」「ラメメダカ」と呼ばれる種類。形が悪かったり輝きが不十分だったりし、市場価値が低いとして愛好家らが捨てた可能性がある。