京成本線お花茶屋駅から徒歩5分ほど歩いた所に、昭和の匂いを感じさせる喫茶店がある。日本でここだけにしかないラーメンが食べられるということなので、早速珍味マニアで知られる私は現地に向かった。 店の名前は「喫茶 亜呂摩」。喫茶店なのになぜラーメンなんだろうという疑問が浮かんだが、マスターの菅野さんは暖かく私を迎え入れてくれた。マスターの菅野庄晃さんは1月20日に70歳の誕生日を迎えたばかりで笑顔が素敵な方である。 創業は東京オリンピックが開催された昭和39年。せっかくだから何か新しいことしたいと、今からちょうど10年前のラーメンブームで一大決心してオリジナルのラーメンに挑戦することにしたそうだ。最初は茶つば入りの麺で挑戦したがどうもピンとせず挫折。 何度かの試行錯誤を重ねようやくできあがったのがこのコーヒー麺なのだそうだ。 マスターの菅野さんは一冊のノートを見せてくれた。中身を見せてもらうとお