赤肉にはタンパク質、ビタミン、鉄や亜鉛などが含まれているが、これらはすべてほかの食材からも摂取できると専門家は言う。(PHOTOGRAPH BY BRIAN FINKE C/O EVERYBODY SOMEBODY INC, NAT GEO IMAGE COLLECTION) 赤肉(ウシ・ブタ・ヒツジなどの肉で、脂肪分が少ない部位を示す「赤身肉」とは異なる)を食べる量を減らすよう、普段から注意している人もいるだろう。 だが、新たな研究では、それでは不十分かもしれないことが示唆されている。週に2食分の赤肉を食べるだけで、2型糖尿病のリスクが高まる可能性があるというのだ。一方で、平均的な米国人やオーストラリア人、アルゼンチン人、モンゴル人、セルビア人の肉の消費量は、年間およそ100キロ以上にのぼる(編注:経済協力開発機構(OECD)のデータによれば、日本人はおよそ42キロ)。 赤肉を大量に食べ
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