暗黒街に恐れられた男、通称“ミスター”。菅原文太主演の伝説のアクションドラマ『警視庁殺人課』(1981年4~10月放送)のパッケージ化が決定した。 「仁義なき戦い」など数々の東映実録映画に出演した菅原文太が、愛車のポルシェに乗って捜査を行うニューヨーク帰りの刑事、“ミスター”こと五代尭役で主演を務めた本作。殺人課を作った警視庁刑事部長・田丸隆一郎役で東映任侠映画でおなじみの鶴田浩二が出演し、スクリーンのスターによるテレビドラマでの共演が放送当時のビッグ・ニュースとして話題を呼んだ。 放送は1981年。刑事ドラマの面白さが濃密に詰め込まれたテレビシリーズとして人気を博し、殺人課のメンバー全員が殉職するという衝撃の結末で幕を閉じたこともあって、今も語り継がれる伝説のドラマとなった。 殺人課の面々として、本作と同じ系列局で放送された『新 必殺仕事人』と同時期の出演だった三田村邦彦、本作がデビュー