戦後の日本を熱狂させた名プロレスラー、力道山がゴールドの立像としてよみがえる――。金ぱくを張った等身大のオブジェ「黄金の力道山」を貴金属販売店が制作し、3月18日から販売する。1体限定で価格は1800万円。次男の66歳現役レスラー、百田光雄さんが監修した本格派だ。 日本プロレス界の父 力道山は現在の北朝鮮出身。大相撲を引退後、プロレスに転身し、ジャイアント馬場、アントニオ猪木らを育てたことから、「日本プロレス界の父」と呼ばれる。 戦後復興途上の1950年代、街頭テレビのプロレス中継は国民的娯楽となり、得意技の空手チョップで観衆を沸かせた。暴力団員に刺されたことから63年、39歳で死亡した。