凍りつくような寒さのなか、屋外で焼き肉を味わう「厳寒の焼き肉まつり」が北海道北見市で開かれました。 この催しは真冬の凍てつく寒さの中で、焼き肉の盛んな街、北見をPRしようと地元の観光協会などが開いていて、ことしで14回目になります。 JR北見駅近くの特設会場には、およそ400台のしちりんと合わせて600キロの肉が用意され、防寒着を着込んだ観光客や仕事帰りの会社員などが集まりました。 北見市は8日午後7時には氷点下5度3分まで気温が下がり、雪も舞っていましたが、集まった人たちは白い息をはきながら、しちりんを囲んで楽しそうに焼き肉をつついていました。 横浜から観光で訪れた男性は「こんなに寒い中で焼き肉を食べたのは初めてですが、おいしいです」と話していました。 また、香港で働いているという男性は「焼き肉が食べたくて北見まで来ました。外気の寒さと口の中の温かさがよい感じです」と話していました。