売れ残り本6千冊を公民館へ寄付 古書業者が福岡市と連携 [福岡県] 2014年02月08日(最終更新 2014年02月08日 00時39分) 新年度からミニ図書館の書籍が置かれることになる警固公民館写真を見る 福岡市が新年度、中古書籍取扱業者と連携して市内の公民館に計約6千冊の書籍を配備する「ミニ図書館事業」に取り組むことが分かった。将来的には約150館全部に広げる方針。地域の図書環境の充実が狙いで、業者と連携して同様の事業を行っている自治体は珍しい。 現在も公民館に図書コーナーはあるが、書籍は地域の寄付に頼っている。古い本や子ども向けの本が多く、市民のニーズに必ずしも合致していない現状があるという。そこで、中古書籍を販売する事業者の協力を得て、売れ残って廃棄処分の対象になっている本の中から、比較的新しく人気のある本を選定。公民館に寄付してもらうことにした。 初年度は中央区など20カ所の図