【川田惇史】大阪市議会の本会議場で7日、中学生が橋下徹市長と市政課題についてやりとりする「子ども市会」が開かれた。 公募で選ばれた84人が参加。利用率が9・6%(6月末現在)と低迷する中学校の選択制給食について、生徒が「学校で調理して」「量を調整できるように」と注文。全員給食を目指す橋下市長が「家の弁当がいい人はどれくらいいますか」と挙手を求めると、ほとんどの中学生が手を挙げ、橋下市長は「市長としてはつらい。みんなにしっかり栄養をとって欲しいからなんだけど」と苦笑い。 大阪・ミナミの道頓堀川に巨大プールをつくるプロジェクトについて、橋下市長が「道頓堀プールで泳ぎたい人は?」と質問したが、手を挙げたのは1人。橋下市長は「これが現実。案を練り直します」とたじたじだった。 関連記事道頓堀にプール構想 大阪の商店主ら、15年開業目指す4/2レコメンドシステムによる自動選択最新トップニュース
大阪市は6日、橋下徹市長の公約である市立幼稚園の民営化計画を先送りする方針を決めた。ほかに公約として掲げる水道事業統合が6月に断念に追い込まれ、市営交通の民営化も協議が難航する中、市政運営がさらにつまずいた形だ。 幼稚園関係者らによる6日の会合で修正案を公表。橋下氏は「民営化は幼児教育を充実させるためのツールで、それ自体が目的化してはいけない」と述べた。 大阪市は2月、市立の59園全てを2015年度から3期に分けて民営化か廃園にする方針を決めた。存続を求める声が根強かった。 修正案では「公として担うべき役割が明確になれば、存続についても検討する」との文言を追加。さらに、15年度からの1期目については具体的な計画を策定するとした上で、2期、3期目は「民営化の状況や議会の議論を踏まえて引き続き検討する」と記すにとどめた。
大阪市教委が進める民間人校長枠の拡大 【尾崎文康】大阪市教委が来春、新たに着任させる小中高の校長69人のうち、35人を民間から公募する方針を固めた。民間人校長の採用が11人だった今春の3倍以上で、全国でも群を抜く。学校選択制など橋下徹市長が掲げる施策への賛意を確かめる異例の選考を検討中で、現場での橋下色が一層濃くなる見込みだ。 今回は公募69人分のうち35人を民間人、34人を教頭出身者と明示する方針。民間人には高校1人分も含む。21日の市教育委員会会議で募集要項を決定し、正式に公募を始める見通し。 外部人材の登用を進める橋下市長の意向を受け、昨年度、小・中学校長50人分を公募したところ、教頭が362人、外部から928人の応募があった。だが市教委が3次の選考を進めるうち、通過者の多くを教頭が占め、合格者63人のうち民間は11人にとどまった。「千人近い応募があったのに、あまりに少ない」と
大阪市役所で半世紀近く、昼休みの合図として庁内放送で流れていた歌手の島倉千代子さんの曲などが、チャイムや職員の意識改革を促すスローガンに切り替えられた。ごみ収集車のメロディーとしても使われている曲で、大阪市民にとってもおなじみの曲だったが、橋下徹市長が「変な音楽」とかみつき、庁内放送から姿を消す事態に。新たな放送は女性職員が「前例にとらわれることなく、これまで実施してきた方法を見直す」といったスローガンを唱える形に変更されている。 橋下市長から「変な音楽」と指摘されたのは、昭和39年に発売された島倉さんの「小鳥が来る街」など。市によると、「小鳥が~」は市緑化100年運動の開始を記念して制作された曲だという。 当時、島倉さんは美空ひばりさんと並び称される人気歌手。レコード会社の申し入れで、無償協力してくれたという経緯もあり、その後、約48年間、大阪市北区中之島の市役所本庁舎で、昼休み開始を告
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