リング上のニックネームは「喧嘩サイボーグ」や「浪速の喧嘩貴族」。190cm/105kgの鍛え上げられた肉体から繰り出される大技は華やかかつダイナミック、さらにハンサムなルックスで女性人気も高い。 「レスラー」のあだ名でバラエティ番組に出演していた時期もある。それがプロレスラーとして15年にわたり活躍する崔領二(さい・りょうじ)さんだ。 2016年3月には新団体「ランズエンド」を旗揚げし、選手兼会社代表を務める。他団体にも選手と社長を兼任するプロレスラーはいるが、崔さんはいい意味で「普通」ではない。億単位の融資や寄付金をもとに不動産投資を行い、その儲けを人材育成など「人」への投資に回している。 「逸材になる」と目をつけた若い選手を育成すべく海外遠征費用を負担したり、旗揚げから約半年でアジア・ヨーロッパ諸国、4ヶ国で興行をしたり、約5000万円を団体のオリジナルグッズ制作費に充てたり……彼のや