「僕は言葉の力を信じる」 巨人、ヤンキースなどで活躍した稀代の大打者・松井秀喜が先月上梓した『エキストラ・イニングス 僕の野球論』の中の綴った一節だ。 現役時代はメディアと友好的な関係を築き、比較的そのコメントがファンに届く選手だった松井。 だが2012年の現役引退後、そのままアメリカで生活を送るようになると、松井の言葉はずいぶんと遠くなった印象がある。 だからこそ、引退後初の著書となる本作で綴った野球論、そしてこれまで関わってきた野球人にまつわるエピソードは、どこを切り取っても読み応えが満載だ。 たとえば、 ・イチローと比較されることについて。 ・落合博満とバリー・ボンズの打撃コンセプトが同じであること。 ・唯一、ライバルとして意識したのは高橋由伸であること。 ・阿部慎之助が球界を代表する選手になるとは思っていなかったこと。 などなど、これまでの著作でも語られていなかったエピソードは多い
長嶋氏の熱血指導を受ける松井氏 政府は1日、球界の大功労者で師弟関係にある巨人・長嶋茂雄終身名誉監督(77)と昨年限りで現役を引退した松井秀喜氏(38)に国民栄誉賞を授与する方針を固めた。このタイミングでの“ミスタープロ野球”への授与は遅きに失した感もあるが、松井氏の受賞に関しては同氏の中学時代の恩師が“違和感”を口にした。「師弟受賞」の実情と裏側に迫る。 「松井国民栄誉賞受賞」の一報は、松井氏の地元・石川県能美市でも大きな反響を呼んだ。 中学時代の恩師である高桑充裕氏は「びっくりしましたねえ。地元ではこれから『おい、松井』なんて軽々しくは呼べんぞ。『松井様』って呼ばなきゃ、なんて話になってますよ。なんにせよ“長嶋さんと一緒”というのがすごい。長嶋さんの野球を見て育ったボクたちの世代にとって長嶋さんは神様みたいな人。あの松井が、そんな人と肩を並べる存在になったのかと思うと、今でも信じられま
政府は1日、プロ野球読売巨人軍終身名誉監督の長嶋茂雄氏(77)と、大リーグ・ヤンキースなどで活躍した松井秀喜氏(38)の2人に国民栄誉賞を贈る方針を固めた。 長嶋氏は人々の記憶に残るプレーで、プロ野球の発展に貢献し、松井氏は大リーグの名門ヤンキースで活躍するなど日本野球の価値を大いに高めたことを評価した。同日午後に正式発表する。 長嶋氏は1958年に立教大から巨人入りし、翌年、初の天覧試合でサヨナラ本塁打を放つなど勝負強い打撃で活躍した。プロ野球を国民的スポーツに発展させた最大の功労者として、「ミスター・プロ野球」と呼ばれた。現役17年間で2186試合に出場、通算打率は3割5厘、444本塁打、1522打点。首位打者を6回、本塁打王2回、打点王5回、最優秀選手(MVP)5回を獲得した。 74年に引退後、2度にわたり巨人軍監督を務めた。2001年に退任後は巨人軍終身名誉監督に就任して、後進の指
長嶋、松井氏に国民栄誉賞授与へ 長嶋、松井氏に国民栄誉賞授与へ 政府は1日、プロ野球巨人終身名誉監督の長嶋茂雄氏と米大リーグのヤンキースなどで活躍した松井秀喜氏に国民栄誉賞を授与する方針を固めた。 (2013/04/01-15:28)
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