ホーム | 日系社会ニュース | 寄稿=成長し続けるパ国牛肉輸出=世界第6位の生産国に躍進=亜国は輸入国に転落の危機?=パラグァイ 坂本邦雄 世界の食肉市場及び貿易に関するアメリカ合衆国農務省(USDA)の最近の半期レポートに依れば、パラグァイの当2015年度の牛肉輸出は、前年比13%増の見込みで、44万トン(枝肉重量換算)に達すると予想している。これは2014年度には19%の成長率結果の輸出量38万9千トンに対し5万1千トンの増加であり、パラグァイは昨年勝ち得た世界で第6位の牛肉輸出国のランキングを今年も依然として堅持する事を意味する。 なお、同USDA・レポートはグローバル・レベルでの牛肉輸出トップ国を次の通りランク付けしている。即ち、①インド240万トン、②ブラジル200万5千トン、③豪州159万トン、④米国109万8千トン、⑤ニュージランド55万5千トン、⑥パラグァイ44万トン、⑦