いわき市のご当地ヒーロー「いわき郷土戦士ジャンガラー」が3日、プロレスデビューした。同市の湯本駅前で開かれた「湯の街復興プロレス2013」でリングに上がり、勝利を収めた。 湯の街復興プロレスは毎年秋、地元の若手経営者らが開催している。子供たちに人気があるジャンガラーに看板レスラーになってもらおうと、デビュー戦を企画した。 ジャンガラーは5試合目のメーンイベントに登場。湯の街プロレスのエース「スーパー・クレイン」を相手に、タッグマッチで戦った。子供たちの声援を受けて、キックやチョップなど軽快な技を繰り出し、最後は必殺技「サンシャイン・フェニックス」を鮮やかに決めた。 リングサイドで観戦した東京都板橋区の会社員藤木健太さん(44)は「デビュー戦でメーンを務めるなんてすごい。スピードがあり、動きにもキレがあった。とても見応えのある試合で楽しめた」と話していた。 ジャンガラーは、いわき市の伝統芸能