男性は、団体のホームページに写真を一時掲示。ナチスドイツの象徴であるカギ十字を掲げ、「日本人はアジアの最優秀人種、東洋の支配人種だ」などと主張している。 高市氏は「出版社がスタッフとして連れてきた方が2ショット写真を撮りたいとのことで、それに応じただけ」、稲田氏も「雑誌記者の同行者として一度だけ会い、写真撮影に応じた」とのコメントを出した。菅官房長官は11日の記者会見で「(高市、稲田両氏は男性に)そのような背景があるとは知らなかった。全く問題はない」と述べた。
高市早苗総務相や自民党の稲田朋美政調会長が、ナチス・ドイツを信奉する極右団体男性とツーショット写真を撮影していた。海外の主要メディアは「安倍政権のネオナチ関与疑惑」などと盛んに報じている。議員側は「人物像は知らなかった」と釈明するものの、もともと右翼的な言動で知られる政治家だ。日本の政界やメディアの反応は鈍いが、ナチスによるホロコースト(ユダヤ人大虐殺)の惨禍を味わった欧州の基準では、即刻辞任モノの一大スキャンダルである。 (鈴木伸幸、上田千秋) 【こちらは記事の前文です】 記事全文をご覧になりたい方は、東京新聞朝刊または、携帯電話の有料会員サービス「東京新聞・東中スポ」をご利用ください。 東京新聞は、関東エリアの駅売店、コンビニエンスストアなどでお求めいただけます。 「東京新聞電子版」なら全国どこでも、また海外でも、記事全文が紙面ビューアーでご覧いただけます。 購読・バックナンバーを
第2次安倍改造内閣で総務相に就任した高市早苗衆院議員ら国会議員3人が、極右団体代表の男性と議員会館で会い、ツーショットで撮った写真が団体のホームページに一時公開されていたことが9日、分かった。議員側は「男性の人物像は知らなかった」と説明した。 団体は「国家社会主義日本労働者党」を名乗り、ホームページにはナチス・ドイツの象徴「かぎ十字」やこれに似たマークを数多く掲載。英紙ガーディアン(電子版)など海外主要メディアも報道しており、国際的に波紋が広がる可能性がある。当該のページは既に削除されている。 高市氏の事務所によると、男性と会ったのは3年以上前で、極右団体の代表とは知らなかった。雑誌のインタビュアーの補佐として議員会館を訪れ、インタビュー後に「一緒に写真を撮りたい」と言われたとしている。 ガーディアンは「ネオナチとの写真、安倍晋三首相の頭痛の種に」と題する記事で、内閣改造の目玉人事である女
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「歌はかけがえのない喜び」 岡本知高(高知県宿毛市出身)CDデビュー20周年 ベストアルバム発売 3月に宿毛市、高知市で公演
先日発表された、第二次安倍改造内閣。安倍首相は自らが掲げた「女性の活用」をアピールするために、過去最多となる5名の女性閣僚を誕生させた。党三役の政調会長を加えれば、6名。新聞・テレビはさっそく「女性閣僚過去最多」「内閣も女性活用へ」と大はしゃぎを繰り広げている。 しかし、マスコミはこの女性閣僚たちの顔ぶれをちゃんと見てそんなことをいっているのだろうのか。6名のうち、高市早苗総務相、山谷えり子拉致問題担当相、有村治子女性活躍担当相、そして稲田朋美自民党政調会長は、自民党の中でも保守派中の保守派、ネトウヨの間で“アイドル”扱いされている極右4人組ではないか。 いや、極右といっても改憲や軍備増強、国民の人権制限を主張し、先の戦争や従軍慰安婦を肯定しているというだけなら、彼女たちだけでなく、安倍政権全体の傾向なので、ここで改めて詳述するつもりはない(それ自体も大きな問題ではあるが)。この人選がとん
安倍氏勉強会出席者=自民総裁選 安倍氏勉強会出席者=自民総裁選 5日に行われた安倍晋三元首相らの「新経済成長戦略勉強会」に出席した自民党議員は次の通り。(丸数字は当選回数) 【衆院】中川秀直(10)▽甘利明(9)▽佐田玄一郎(7)▽長勢甚遠(7)▽古屋圭司(7)▽山本有二(7)▽安倍晋三(6)▽鴨下一郎(6)▽小池百合子(6)参(1)▽今村雅弘(5)▽下村博文(5)▽菅義偉(5)▽高市早苗(5)▽竹本直一(5)▽田村憲久(5)▽河井克行(4)▽新藤義孝(4)▽馳浩(4)参(1)▽秋葉賢也(3)▽江藤拓(3)▽加藤勝信(3)▽柴山昌彦(3)▽古川禎久(3)▽松浪健太(3)▽赤沢亮正(2)▽稲田朋美(2)▽城内実(2)▽金田勝年(1)参(2)▽斎藤健(1) 【参院】▽世耕弘成(3)▽山本一太(3)▽愛知治郎(2)▽川口順子(2)▽岸信夫(2)▽松下新平(2)▽山谷えり子(2)衆(1)▽礒崎
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