豊洲市場の盛り土問題で、調査に協力する意思を示していた東京都の石原慎太郎元知事が5日、一転して、都のヒアリングを拒否する意向を小池百合子知事側に伝えてきたことが関係者への取材で分かった。 石原氏は2008年5月の記者会見で建物下にコンクリートの箱を置く案に言及し、当時の中央卸売市場長の比留間英人氏に検討を指示した。石原氏の案…
豊洲市場の盛り土問題で、調査に協力する意思を示していた東京都の石原慎太郎元知事が5日、一転して、都のヒアリングを拒否する意向を小池百合子知事側に伝えてきたことが関係者への取材で分かった。 石原氏は2008年5月の記者会見で建物下にコンクリートの箱を置く案に言及し、当時の中央卸売市場長の比留間英人氏に検討を指示した。石原氏の案…
築地市場の移転先である豊洲市場の建物の下に盛り土がなかった問題で、石原慎太郎元都知事(83)は17日、都内で取材に応じ、コンクリート壁の地下空間を設けることは「一切、報告を受けていない」と話した。この日午後、当時の状況を再確認したとした上で「やっぱり役人にだまされてたんだ」と外出。帰宅後、その内容を明かした。 問題をめぐっては、石原氏はこれまで、08年5月の知事定例会見で「コンクリート箱」を埋める案に言及していたことについて「下(都庁の役人)から聞いたことを伝えただけ」としていた。一方、当時の市場長の比留間英人氏は「知事から調べるよう指示があった」と説明。この発言の“ずれ”について石原氏はこの日、「ある専門委員から聞いて、私が逆に(比留間氏に)こんな話があると言った」と修正した。 石原氏がアイデアの1つとして挙げたとするコンクリートの「箱」案については、比留間氏もコスト高で断念したことを石
信じられないデタラメが次々と発覚する豊洲新市場騒動で、新事実が浮上した。「私はだまされた」と被害者面していた石原慎太郎元都知事が、実は盛り土案潰しの“真犯人”だったというのだ。 石原氏は13日のBSテレビで、豊洲新市場の建物下に盛り土がされず、コンクリートで固めた地下空…
築地市場(東京都中央区)からの移転が延期された豊洲市場(江東区)の主要な建物下に盛り土がされていなかった問題で、石原慎太郎氏が都知事在任中の二〇〇八年、地下にコンクリートの箱を埋める案に言及していたことが分かった。長所として工費の安さや工期の短さを挙げていた。土壌汚染対策を検討する専門家会議の盛り土案に反し、都が地下空間案を採用した判断に、石原氏の意見が影響したかどうか、解明が進むことになりそうだ。 (中沢誠、中山高志) 専門家会議は〇七年五月、ベンゼンで土壌が汚染されていた豊洲市場の地下利用について「有害物質が建物内に入る恐れがあるため、地下施設は造らない方がいい」と指摘。〇八年五月十九日、土を入れ替えて盛り土にする方針を決定した。 しかし、石原氏は〇八年五月三十日の都知事の定例会見で、海洋工学の専門家がインターネットで「もっと違う発想でものを考えたらどうだ」と述べていると紹介。土を全部
安藤優子キャスター、豊洲新市場移転問題での石原元都知事「だまされた」発言をバッサリ 2016年9月14日14時44分 スポーツ報知 安藤優子キャスター フジテレビ系「直撃LIVE グッディ!」(月~金曜・後1時45分)のMC安藤優子(57)キャスターが、14日放送の「バイキング」(月~金曜・前11時55分)とのエンディングフリートークで、豊洲新市場移転問題について言及した。 安藤キャスターから、築地の豊洲への移転問題で建物下に土壌汚染対策の盛り土がなかった問題について「なぜ、盛り土の上に建てなかったのか」と、疑問を投げかけられた「バイキング」MCの坂上忍(49)は、「だれでもそう思うと思います。きのう石原慎太郎元都知事がだまされたとおっしゃっていましたけれども」と、元東京都知事で作家の石原慎太郎氏が13日のBSフジの番組「プライムニュース」に生出演し、発言したコメントを用いて感想を語った
石原慎太郎氏、築地移転問題に「僕はだまされたんですね」…BSフジ番組で語る 2016年9月13日22時24分 スポーツ報知 石原慎太郎氏 元東京都知事で作家の石原慎太郎氏(83)が13日、BSフジの番組「プライムニュース」に生出演し、築地市場の移転問題について「(知事時代の)僕はだまされたんですね。結局、してない仕事をしたことにして予算を出したわけですから。その金、どこ行ったんですかね?」と都を批判した。小池百合子都知事(64)の就任以降、石原氏が移転問題について言及したのは初めて。 築地市場の豊洲移転は石原氏が現職だった2001年に正式決定。その後も自ら移転を推進した立場として、土壌汚染対策の盛り土が行われていなかったことなどが発覚した一連の問題に関し「どうしてやってないことをやったとするのか。現場の人間しか分からないのに。手を抜いたわけでしょ」と不快感をあらわに。「あってはならないこ
東京都は13日、築地市場の移転予定地(江東区豊洲)の土壌から環境基準の1000倍のベンゼンを検出したと発表しました。ベンゼンが見つかった箇所は、都がこれまで「水を通さないので汚染がそれ以上深く広がらない」としてきた地層の内部で、専門家からは「都の汚染処理策の前提が崩れた」との批判があがっています。 発表によると、予定地の「不透水層」で行った292地点のうち68カ所で環境基準を超えるベンゼンを検出。このうち5カ所で基準の100倍を超え、シアン化合物も16カ所で環境基準を超えていました。 最高1000倍の濃度のベンゼンが検出されたのは、青果卸売場に予定している5街区で、不透水層の上端から1・3メートル下の地点です。都はこれまで汚染物質の分布調査を不透水層上端までにとどめ、市場関係者や日本環境学会、日本共産党などの全面的調査の要求を拒んできました。 不透水層内部から汚染物質が見つかった原因につい
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