“呑む文筆家”山内聖子さん、『酒のほそ道』のラズウェル細木先生と、近年ハマっている西武池袋線・新宿線沿線のなかで、今回はまだじっくりと飲んだことがない街「上井草」で飲むことになった。5分くらいうろつけばひととおり把握できてしまう駅前エリアで、老舗の雰囲気漂う「やしん坊」という店に吸い寄せられるように入っていったラズ先生の行動に、山内さんとあとへと続いた。 初の紀行エッセイ集『日本酒呑んで旅ゆけば』を上梓されたばかりの“呑む文筆家”こと山内聖子さん、漫画『酒のほそ道』の作者、ラズウェル細木先生、そして僕という、アルコール度数高めのメンバーで飲む機会があった。 ラズ先生と僕は近年、西武池袋線および新宿線沿線で飲むことにハマっており、山内さんもそちら方面に興味があると言う。そこで、まだじっくりと飲んだことがない街、新宿線の「上井草」を今回の舞台とした。 夕方、アニメーション製作会社の「サンライズ