漁業では既に厳しい規制 採捕規制前の2016年11月、伊豆諸島の大島沖で小型クロマグロを釣り上げた男性(釣り人提供)【時事通信社】 「クロマグロは一切釣ってはいけません。キャッチ・アンド・リリースも駄目」―。「黒いダイヤ」とも呼ばれるクロマグロに関する規制が、海のレジャー・釣りにも厳しく適用され、釣り人から不満の声が出ている。 水産庁は今年6月から、クロマグロの資源回復のため、まずは30キロに満たない小型魚の採捕を禁止した。これに続き、8月下旬からは大型魚も禁止に。クロマグロを狙ったキャッチ・アンド・リリースも認められておらず「意図せず釣れた場合には直ちに放流して」と、厳しいルールが設定された。(時事通信水産部長 川本大吾) ◇ ◇ ◇ かつてワシントン条約の締約国会議で、国際商取引の禁止さえ議論されたクロマグロ。近年は、国際管理機関での資源管理が進み「禁漁」などの心配はなくなった。遠洋の
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