香港・東網は26日、広東省でこのほど牛肉と臓物の煮込み(牛雑湯)の味を良くするためなどとして、料理にケシ殻を混入していた業者が警察当局に身柄を拘留されたと報じた。 同省広州市黄埔区公安分局鎮龍交番が今月初め、過去に麻薬を使用したことのある人物に対する定期検査を実施していた際に、1人の尿から陽性反応が出たことを確認。「吸っていない」と主張する本人の話から、検査当日の午前に食事をした店に嫌疑がかけられた。そこで店を調べ、採取した牛雑湯のサンプルを検査したところ、ケシの成分が検出された。 店主は警察の調べに対して「商売が思わしくなかった時、たまたま友人と世間話をしていて『食べ物にケシ殻を入れると口当たりが良くなる』ということを聞いた。これで挽回できればと思い、違法なルートでケシ殻を買って粉末にし、牛雑湯を調理する時に加えた」と自白。現在、警察当局によって刑事拘留されているという。 (編集翻
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