前回、『「今一番観るべきプロレス団体はZERO1」である3つの理由』でも書いたように、今のZERO1はまさにカオスだ。後楽園ホールはガラガラ。三又又三がリングに上がるも、えげつないブーイングの嵐。超一流の選手たちが、勿体なくて仕方がない。選手兼社長である大谷晋二郎は、この状況をどう見ているのか? インタビューを敢行した。 ――今のZERO1の状況をどう思われますか。 大谷晋二郎(以下、大谷):後楽園が満員にならないことがクローズアップされますが、こう言うと情けないんですけど、じゃあ満員だったときはあるのかと言うと、ないんです。橋本(真也)さんの時代にはありましたけど、それ以降になると、ない。 ――田中将斗選手、佐藤耕平選手、小幡優作選手、フリーだと鈴木秀樹選手も参戦されていて、レスラー陣はかなり豪華です。 大谷:選手たちは頑張りすぎるくらい、頑張っています。そこに比例してお客さんが呼べたら
![「ZERO1って、ゴキブリみてえだな」それでも大谷晋二郎がZERO1を続ける理由 | 日刊SPA!](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/a9f9faf004a340ad0022347b7e7e8be704c43980/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fnikkan-spa.jp%2Fwp-content%2Fuploads%2F2017%2F08%2FM2A5870.jpg)