武田氏は2008年から、マーケティング担当として次世代ファイアウォールなどのセキュリティ製品の事業立ち上げ、学校ICT、ビッグデータ分野を中心に活動してきた。2011年からはNPO法人日本PostgreSQLユーザ会の理事も兼務する。講演では、そうした武田氏がデータ分析のプロとしてではなく、マーケティングの視点から、ビッグデータの分析を現場でどう生かすかを紹介した。 武田氏によると、データ分析のポイントは大きく2つある。1つ目はデータの収集だ。2000年代初頭にあったCRMブームの頃と異なり、現在では技術や使えるデータの絶対量が増えたこと。これにより以前のように大容量データを貯める部分に労力を割く必要が無くなった。低コストで大量のデータを収集できるようになり、特に各種センサーや機器のログデータのようなマシンデータを効率よく集めて分析する仕組みが重要だと言う。特に「人間の入力するデータと違っ
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