先日、IPv4のアドレスがあと5年ぐらいで枯渇することを説明した。Geoff Huston氏のページも今日現在の見積もりでは2011年5月23日と告げている。 さて、本当に5年でなくなるのだと仮定した時に、APNIC/JPNICなどのレジストリは何をすべきだろうか? IPアドレスという資源を管理する責任ある立場として、枯渇するまで何もせず、枯渇時に「はい、売り切れです」と言うだけはあり得ないだろう。したがって、レジストリは適切なアナウンスを含めた、なんらかの段階的な対応を取っていく必要がある。 もう一つ言えるのは、残量=0まで割り振れないだろうということだ。最後の一切れのパイを誰が食べるかを公平性を担保しつつ行うのは至難の業だし、そもそもIPv6移行に必要なIPv4-IPv6トランスレータサービスのためのアドレスブロックをリザーブしておくのは賢明なやり方だと思える。たとえば、/8を10個分
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