最近、本当にファイル共有アプリケーションを利用した情報漏洩型ウイルスが酷いので、改めて分かりやすく書いておきますね。 Winnyは大規模なトラフィック解析には勝てません。 ネットエージェントさんなどがやっているように、あるファイルを誰が最初にWinnyで公開したかを追うことは、今では十分に実現可能です。キャッシュによる匿名効果は、あくまで「過去は分からない」というだけであり、多数の地点で継続的に記録を続けている強力な監視者がいるような場合には著しく効果が薄れます。所詮は、「目をつけられなければ勝ち」という程度だと思ってください。 また、おそらく内閣官房情報セキュリティセンター(NISC)も同様の調査を行っていることでしょう。おそらくはより大規模に。 Google: Winny 情報セキュリティーセンター ばれないだろうと思って軽い気持ちでウイルスを改変・配布するのは絶対に辞めてください。