株式会社オライリー・ジャパンから、「コネクト──企業と顧客が相互接続された未来の働き方」という書籍が発売されます(7月20日発売予定)。オライリー・ジャパンのご協力で、本書を発売前に読ませていただいたところ、「これは!」と思うところがあったので、急遽、この記事を書くことになりました。 本書は、同社のラインナップでは珍しいビジネス書で、ソースコードも出てこなければ、実践的なハウツーが書かれているわけではありません。しかし、本書で取り上げられているのは、まさにエンジニア(広い意味で「techな人」)が日々直面している状況であるとともに、将来を真剣に考えるエンジニアなら誰しも抱いている不安や疑問へのヒントになる事柄です。 なお、以下の記述のベースとして、編集を担当した宮川直樹さん、セールス&マーケティングマネージャの渡里健司さんにお話を伺いました。この場を借りて御礼を申し上げます。 舞台はエンジ