タイ最終日は非常に印象的な1日になり、この日は、バンコク在住の日本人女性のご自宅(非常に豪華!ちなみにこの日が初対面)にお招きいただき、お集まりいただいた方々とタイ料理を囲んだ。参加メンバーのみなさまの個性が半端なく、ひとりの女性は「数年前までレバノンの難民キャンプで生活をしていて、隣で銃撃戦が行われている中でこどもを出産した」経歴の持ち主だった。 もうひとりの女性は、数年前までネパールの山奥で風呂もなにもない生活をしていて(1年半前位にバンコクに移住をした)、こどもが3人いるのだけれど「こどもたちは学校には行かないで、ホームスクール(先生役はお母さん&WORLD)という形でやっています」と話してくれた。日本の常識は世界の非常識などと言いますけれど、なんかもう、みなさまの生き方がカラフル過ぎて「俺の出る幕はないな」と悟った私は、ひたすらごはんを口に運び続けた。 過酷で楽しい托鉢生活。 11