NECビッグローブは8日、東京・丸の内ビルにて、クラウド時代に向けた新たな戦略ビジョンに関する記者説明会を開催した。 BIGLOBEのブロードバンド接続会員数は、242万会員(今年3月現在)で、国内シェア第2位。ISP事業が同社の収入の根幹となっているが、「接続サービスだけでは事業の発展がない。接続会員のリテンションを高めるためにも、もっともっと魅力あるサービスを提供していく必要がある」とNECビッグローブの代表取締役執行役員社長の飯塚久夫氏が語るように、単なる接続事業者ではない道を目指し、今回、中期的な戦略ビジョンを発表した。それは、誰もがクラウド化のメリットを享受できるよう、ユーザー視点に立って支援するという思いを込めた「インターネット・サービス・パートナー」としての新たな取組みである。 複数のサービスを便利に組み合わせたり、どこにいようと様々な機器からサービスを利用できるような環境が