最初のベータ版に続いて,HashiCorpは,Atlasを一般向けにリリースした。インフラストラクチャのためのバージョン管理システム構築を目的に,同社の開発運用向けオープンソースツールを統合した商用プラットフォーム製品だ。Vagrant, Packer, Terraform, Consulといったツールを統合したAtlasの主な目的は,現代的なデータセンタ全体にわたる‘インフラストラクチャ変更の自動化,監査,コラボレーション’の促進にある。 同社のブログには,運用とインフラストラクチャを管理する目標として,‘自動化され,エラーフリーで,監査可能なプロセス’による,アプリケーションのデプロイとメンテナンスの実施があげられている。しかし現実には,時間を浪費し,エラーを起こしやすく,スケールアップの難しい,複雑な手作業のプロセスが用いられていることが少なくない。Atlasは,統合されたツーリング
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