テスラは最近、人型ロボット「Tesla Bot」の開発のために、モーターやアクチュエーターを設計開発するエンジニアの採用を進めている。これはTesla Botが、その手足の関節を電気モーターで動かすからであるが、ロボットを動かすための技術としては、ゴムなど弾性を持つ素材を、あたかも人間などの筋肉のように伸縮させて動作させる「人工筋肉」を使う方法も研究されている。 最近Science Roboticsに掲載された研究では、その人工筋肉を3Dプリンターで作ることを可能としている。イタリア技術研究所(IIT)とサンターナ大学院大学(SSSA)の研究者らが開発した、GRACE(GeometRy-based Actuators able to Contract and Elongate)と称するこの空気圧駆動システムなら、一般的なホビーユーザーでも、手軽に人工筋肉を使ったロボットを作ることが可能にな
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