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ブックマーク / www.artonx.org (3)

  • なぜUnixはUnixなのか(Unix考古学を読み始めた) - L'eclat des jours(2016-04-27)

    _ なぜUnixはUnixなのか(Unix考古学を読み始めた) アスキーの鈴木さんにUnix考古学を頂いたので読み始めて、シェヘラザードの代わりに寝台の脇に置いて何夜か過ぎて大体半分読んだ。 抜群におもしろい。単なる読み物としてもおもしろいのだが、おおそういう理由でそうだったのか/こうなっているのかという説明が(あとがきを読むと、筆者は類書をネタにしているのではなく(ゼロではないだろうけど)、当事者たちのログや論文を読むことで事実関係を掘り起こして推測して結論づけたりしている。なるほど、その作業は電子の地層から掘り起こして塵を払ってつなぎ合わせて当時を復元していく作業にそっくりだ。それで「考古学」なのだな)なかなかに快刀乱麻で読んでいて実に楽しいのだ。 まずまえがきにぶっとぶ。 読み進めて次の文章に腰を抜かした。 人づてに聞いた話だが、著者の藤田氏は1970年代生まれよりも若い年代に書を

    kozai
    kozai 2016/04/28
  • おそるべきTeam Geek - L'eclat des jours(2013-07-21)

    _ おそるべきTeam Geek 角さんとオライリーからTeam Geekを頂いたので、読んだ。完読した。これはひどい。おもしろいし、おそらくとても役に立つから、みんな、読め。 Team Geekを一言で説明すると『Googleに勤務する中堅エンジニアがOSSのプロジェクトGoogle含む企業で遭遇した経験を元に解説する成功するチーム作り』なのだが、おそらく、その言葉から推測される内容とは全然異なるものが読める。 ここで読める(学べる)のは、(書と同様に虚飾を取っ払った率直な書き方をすれば)どうやって自分が組織の中で成功するかについての技術だ。 中核をなす技術は、HRT(謙虚、尊敬、信頼)であり、それに基づいた行動規範が導かれ、その規範にしたがってどうすれば良いかについてケースとそれに対するアンチパターンや成功事例を示す。謙虚、尊敬、信頼! ってまるで根性、友情、勝利みたいに、正義そ

    kozai
    kozai 2013/07/21
  • L'eclat des jours(2006-07-22) 法と慣習

    _ 法と慣習 新幹線の中で読了。外界と200Km/hの差で進みながら読んだわけだ。 インターネットの法と慣習 かなり奇妙な法学入門 [ソフトバンク新書](白田 秀彰) 1点瑣末なところに引っかかった。P.169の「個人の身分を隠すこと」。身分=裏の世界からの収入を持つことなのかな、とは思うが3段階くらい飛躍してるように思った。政策の真意を隠すことに対応させるためかな。 P.193でいきなり『デジタル音楽の行方』が引き合いに出るところもちょっと唐突な感じ。 で、最初のところだが、読みながらずーと韓非子の文章が頭に浮かんでならなかった。 たとえば 法律を専門にして仕事にしている人たち……過去を学び、未来を見据えて、社会の法則性(law)を探し出し、時代の大きな流れの中で私たちの幸福を増大するような手当てを考えなければならないのだと思っている。(P.30) という言葉は、 智術の士は、必ず遠見に

    kozai
    kozai 2006/07/24
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