※この手法は、ほとんどの場合確実な効果が上がる。極端に言うと、他人の行動を自分の思うままにコントロールすることさえ可能かも知れない。それだけに、障害のある子どもの教育に用いる際は、「強い薬は副作用も強くある」ということを肝に銘じて用いる必要がある。特に危険なのが、生半可な知識で小手先のテクニックとしてこれを濫用した場合である。 できるだけ、この他の理論や手法などと併用した方が良い。こうすることで、無意識のうちに子どもを追いつめてしまうというリスクを回避できる。 このような留意点があるが、実際の指導にあたって活用できるテクニックが満載であることも確かである。ここでは実際の指導に即戦力となる部分だけを紹介するが、ここだけを読んで実際の指導に反映させるのは危険である。是非最低1冊、ABAに関する書物を読んでからにした方が良い。 課題分析 通常ひとまとめで取り扱う行動をいくつものステップに分け