矢野浩二という俳優をご存じだろうか? 日本ではいまいちピンと来ない存在かもしれないが、中国で視聴率1位にもなったバラエティー番組『天天向上』の司会を務め、中国で最も愛されている外国人だと言われている男だ。その矢野が吉本興業の大崎洋社長のバックアップを受けて、9月末にヨシモトブックスから『大陸俳優』(仮題)を出版するために、凱旋帰国するという。筆者は矢野を日本でマネジメントする木村英雄氏と古くからの友人ということもあって、矢野について取材してみた。すると、矢野は中国に渡る前は、森田健作(現・千葉県知事)の元運転手兼秘書という異色の経歴を持つ俳優だったことが分かった。 大阪の高校を卒業した矢野は職を転々、20歳のときに勤めたスナックで客から「役者になったら?」と言われたことがキッカケで上京。俳優養成所に通っている際、森田健作を見て、「この人だ」とひらめき、弟子志願をしたという。ところが付き人に
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