【ラスベガス(米ネバダ州)=板東和正】日本や韓国の家電メーカーは9日、米ラスベガスで10日に開幕する世界最大規模の家電見本市「コンシューマー・エレクトロニクス・ショー(CES)」を前に順次発表会を開催、韓国のサムスン電子とLG電子は、液晶より省エネ性が高く、鮮明な画質が特長の有機EL(エレクトロ・ルミネッセンス)画面を搭載した世界最大級の55型テレビを製品化する方針を明らかにした。「ポスト液晶」の有力候補である有機ELで韓国勢の攻勢が強まってきた。[記事詳細]
元禄15(1702)年12月14日、吉良邸に討ち入りした赤穂義士四十七士の一人で、岡山県津山市出身の茅野和助(かやの・わすけ=1667~1703)の自筆とみられる遺書が同市内で発見された。討ち入りの覚悟と、残す家族への思いなどがつづられている。[記事詳細]
13歳の野球少女の登場に、全米が騒然となっている。8月24日まで開催されたリトル・リーグのワールドシリーズ(LLWS)に出場し、女子選手として史上初めて完封試合を達成したモネ・デービスさんだ。米国の総合スポーツ誌「スポーツ・イラストレーテッド」の表紙を飾り、現役大リーガーもその才能を絶賛。試合のテレビ中継の視聴率は軒並みアップし、放送局の巨額の放映権獲得に影響があったと指摘されるなど、「巨額の富」を生み出す存在に。天才少女の存在は全米を揺るがしている。(大谷卓)最速113キロ、走攻守揃った13歳 162センチでスラリとした長身。打者を見据え、腰まで届くような長髪をなびかせながらボールを投じる-。 米ペンシルベニア州ウィリアムズポートで行われたLLWS開催中にスポーツ・イラストレーテッドの表紙を飾ったデービスさんの投球フォームだ。13歳の少女とは思えないほど、力強さを感じさせる。 米大手ニュ
再犯の恐れがある知的障害者や高齢者が容疑者となった場合、社会福祉士から助言を受けて起訴か不起訴かを決める仕組みを導入する動きが、検察当局で広がっている。福祉施設での更生が有効だと判断すれば不起訴処分にする。再犯を繰り返す「累犯障害者」や高齢者の受刑者を減らし、再犯率を下げるのが目的だ。 関係者によると、平成25年に東京、仙台、札幌の各地検が専門部署を設置。東京と仙台は社会福祉士をアドバイザーとして採用し、札幌は社会福祉士との連携を行っている。関西では京都地検が導入に向けた準備を始めている。 京都地検の構想では、社会福祉士が万引など比較的軽い犯罪で容疑者となった知的障害者や高齢者と捜査段階で面接。検察官に刑事処分を決める際の参考意見を伝えるとともに、不起訴が見込まれる場合には福祉施設との調整も行う。 また、検察官が社会福祉士の講演を聞いたり福祉施設を見学したりする研修の実施も検討。知的障害者
「刑務所での反省と償いは終わりました。もう二度と犯罪はしません」。元受刑者の50代の男性は、自身が持つ軽度の知的障害をみじんも感じさせず、はきはきと語った。 昨年6月までの約2年間、スーパーで食品を万引した窃盗罪で服役していた。20代のころにはカッターナイフを持って消費者金融に押し入り、強盗罪で有罪判決を受けている。約30年の空白期間を経た2つの犯行の動機を、男性はいずれも「お金に困ったから」と簡単に説明した。かりそめの自由 どんな犯罪者であれ、たとえ再犯を重ねる知的障害者、いわゆる「累犯障害者」であっても、刑期を終えれば社会で自由に生きる権利がある。それでも男性は刑務所職員の勧めを聞き入れ、出所後、自ら福祉施設に保護を求めた。 国立の入所施設「のぞみの園」(群馬県高崎市)。民間の施設が他の障害者に配慮して受け入れを避ける傾向にある中、園内の自活訓練ホームを累犯障害者の専用としている。他人
アルバイトなのに、学業に支障が出るほどの過重なシフトや長時間労働を課せられる「ブラックバイト」に悩む大学生らが1日、労働組合「ブラックバイトユニオン」を結成した。メンバーが東京都内で記者会見し明らかにした。 ユニオンによると現在、組合員は約20人。事務所は都内に置く。アルバイト先で組合員がシフトを強要されたり、残業代未払いなどの問題を抱えたりした場合、企業と団体交渉するほか、組合員以外でも問題を抱える学生から幅広く相談に乗り、支援していく。 会見した都内の男子大学生(21)は昨年、大手アパレルメーカーの販売店でバイトをしていたが、シフトをどんどん入れられ、勤務は多い時期で週70時間に上った。授業に出席できず、単位を落とし、制服として店の商品も買い取らされた、と説明した。
厚生労働省が進める「若者応援企業」制度の登録企業に勤めていた神奈川県の女性(24)が、過重な業務や長時間労働を強いられ心の病になったとして、同社などに対し、未払い賃金や慰謝料計約500万円の支払いを求め、7日、東京地裁に提訴した。女性が訴えたのは東京のIT企業で、担当者は「訴状が届いていないのでコメントできない」としている。 女性側の代理人弁護士は「若者応援企業がブラック企業だった。登録は慎重にするべきだ」と強調。厚労省の担当者は「登録企業に法令違反があれば、登録の保留や取り消しを検討する」としている。 訴状によると、女性は昨年12月に入社直後、十分な指導を受けないまま大手企業に派遣された。そこで対応できない高度の知識が必要な業務を任され、適応障害と診断された。労働時間は最長で月270時間に及び、研修とされた入社前約1カ月の労働も賃金は支払われなかったとしている。
韓国の国民性3つにため息 取材に来た朝日の記者がこう聞いた。 「室谷さんはなんで急に韓国批判を始めたんですか」 室谷さん、いささかムッとしたそうだが当たり前だ。 室谷さんの韓国批判は決して朝日のいう「嫌韓ブーム」に乗ったものではない。 時事通信社の韓国特派員をつとめたのが、1980年だから、もう35年も韓国と関わってきた。年季が入っているのである。 『悪韓論』『呆韓論』に次ぐ「室谷韓国論」の強みは、それがすべて、韓国のメディアが報じたことに基づいて論評している点である。 韓国メディアが「室谷韓国論」を批判しようとすると、全部自らにふりかかってくるから韓国側としても始末に悪いだろう。 この本はセウォル号沈没事件に関する韓国メディアの報道を徹底的に分析することによって日本人には理解しがたい韓国人の国民性を明らかにしたものだ。 室谷さんによると韓国の国民性は3つで言い尽くせる。 (1)パリパリ文
動画投稿サイト「FC2」で自身の自慰行為の動画を公開したなどとして、京都府警は15日、児童買春・ポルノ禁止法違反(公然陳列)と公然わいせつの疑いで、静岡県森町の県立高校2年の男子生徒(16)を書類送検した。府警によると容疑を認め、「ネットで注目を集めたくて始めた。見られるのが快感になった」と供述している。 書類送検容疑は5月9日、動画投稿サイト「FC2」で、18歳未満である自身の下半身が映った自慰行為の動画を公開。4月19日には、サイトのライブ配信サービスで自慰行為の映像を配信したとしている。 府警によると男子生徒は同サイトで「高2年男子」を名乗って、同様の動画7本を公開。1本100~300円で有料配信していた。ライブ配信は無料で、「今年に入って10回くらいやった」と供述しているという。2月、府警のサイバーパトロールで発覚した。
自宅で開いていた英会話サークルの生徒だった女児らに性的暴行をしたとして、強姦致傷などの罪に問われた無職、小花安友被告(81)の裁判員裁判判決公判が6日、東京地裁で開かれた。 登石郁朗裁判長は「立場を利用して、子供の性的知識の不十分さや判断力の未熟さにつけこんで行った卑劣な犯行」として、求刑を1年上回る懲役18年を言い渡した。 登石裁判長は、法廷で証言した被害女児について「供述態度がしっかりしており、虚偽の供述をしているとは考えられない」と指摘。犯行を「身体的にもまだ幼い子供を、もっぱら自分の性的欲求を満たすための道具として扱っており、非常に悪質」と非難した。 また、同種の罪で有罪判決を受け、出所後半年もたたないうちの犯行であることから、「高齢であることを考慮しても、長期間の服役はやむを得ない」と結論づけた。 判決によると、小花被告は平成21~22年3月ごろ、女児2人が13歳未満であることを
岩手県野田村の海岸線近くに住む無職男性(48)は約15年間外出せず、引きこもっていた。自宅ごと流され、一時は死を覚悟したが奇跡的に生還、「幸運だった」と語った。 男性は母親(72)と2人暮らし。勤めていた東京の会社が約15年前に倒産。故郷に戻り、引きこもるようになった。「避難はおっくうだった」と男性。11日の激しい揺れの直後、「逃げなきゃだめだ」と何度も訴える母親の言葉を聞き入れなかった。母親だけが避難した直後、ドンという音とともに、自宅は流された。部屋の壁が崩れ、天井が落ちてきた。あっという間に胸まで水に漬かり、屋根の梁に手を伸ばし必死に抱え込んだ。わずかな空間で呼吸し、屋根ごと1キロ近く流された。 だが間もなく屋根は真っ二つに割れ、濁流の中に。ようやくビニールハウスの骨組みをつかみ、波に耐え続けた。どこにいるか分からなかったが、寒さに震えながら高台へ歩き、隣の久慈市の避難所に着き、母親
クリックして拡大する米国での活動について「各地を回るほどリピーターが増え、友達の輪が広がっている」と話す上原ひろみ(荻窪佳撮影) □最優秀コンテンポラリー・ジャズ・アルバム賞 上原ひろみ ■海外に果敢に挑戦したい 米最高峰の音楽賞「第53回グラミー賞」で、最優秀コンテンポラリー・ジャズ・アルバム賞を受賞したピアニスト、上原ひろみ(31)が本紙の取材に応じ、米ベース奏者、スタンリー・クラーク(59)らとのアルバムで受賞したことについて「今後も海外からオファーがあれば、果敢に挑戦していきたい」と意欲を語った。(竹中文) インタビューは受賞翌日の15日、東京都内で行った。主な一問一答は次の通り。 --受賞を知ったのは 「スタンリーからのメールで。『貴重な機会を与えてくれて、ありがとう』と感謝のメールを返しました。実感がわかなかったんですが、いろんな方からメールや電話で祝福され、うれしくなりまし
人気アニメ「機動戦士ガンダム」のプラモデルを家族に処分されたことに激高し、自宅に放火したとして現住建造物等放火の罪に問われた住所不定、会社員、高部義文被告(30)の裁判員裁判の初公判が24日、神戸地裁姫路支部(森浩史裁判長)で開かれた。高部被告は起訴状の内容を認めた。 検察側は冒頭陳述で、高部被告がプラモデルの箱200〜300個を部屋の天井近くまで積み上げていたことを説明。 この一部を家族に処分されたことから激高し、「ガンダムのプラモデルは人生をともにする相棒のような存在。捨てられるくらいなら一緒に焼け死のうと考えた」などと指摘した。 起訴状によると、高部被告はプラモデルを処分されて自暴自棄になり、平成21年8月9日午後2時10分ごろ、当時住んでいた兵庫県加西市の2階建て木造住宅に放火し、約220平方メートルを全焼させたとしている。母親は逃げて無事だった。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く