抗うつ剤の中で、眠気が強力なのものは「鎮静系抗うつ剤」と呼ばれています。 鎮静系抗うつ剤の代表格がレメロン・リフレックスで、他の鎮静系と比べても 眠気の強さが一段階上です。 他にもテトラミドやルジオミールといった四環系抗うつ剤、 レスリン・デジレルなども鎮静系に分類され、まずまず強い眠気を引き起こします。 鎮静系抗うつ剤の眠気は、一概に「困る副作用」と言うわけではありません。 眠気が強すぎると集中力が落ちたり、だるさが抜けなかったりと困ることもありますが、 夜の眠りを深くしてくれるため、不眠の方には役立つ作用にもなります。 パキシル、ジェイゾロフト、レクサプロ、ルボックス/デプロメールなどのSSRIも 眠気を起こしますが、比較的軽度な事が多いです。 SSRIの中でもジェイゾロフトは眠気が軽い印象があります。 サインバルタやトレドミンといったSNRIも眠気は少ない傾向があります。 SSRIよ
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