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徹底討論!〜メッタ斬り!版芥川賞レース予想(前編) 豊崎 いやいやいや、伊藤たかみの「ボギー、愛しているか」は許せませんが、「どうで死ぬ身のひと踊り」のダメ男はいいんですよ。かわいいし、面白いし、情けないしで、笑えるもの。 大森 それはダブルスタンダードじゃないの? 人間としては、こっちの主人公の方がはるかにひどいよ。 豊崎 そーんなことありませんってば(笑)。 これ、2004年に「文學界」に掲載されたデビュー作「けがれなき酒のへど」の続編みたいな作品ですよね。 大森 続編っていうか、西村賢太はこの「藤澤清造シリーズ」ばっかり書いてる人。藤澤清造は大正期の不遇の作家で、貧乏暮らしの末、芝公園で凍死した人です。2001年に金沢の龜鳴屋から、500部限定の「藤澤清造貧困小説集」って短編集が出てる。つげ義春の装画なんかもついてて、ちょっと話題になったんですよ。 実は、その本の話を飲み屋で一回聞い
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