この記事には参考文献や外部リンクの一覧が含まれていますが、脚注による参照が不十分であるため、情報源が依然不明確です。適切な位置に脚注を追加して、記事の信頼性向上にご協力ください。(2021年4月) 法雲寺の山名氏史料館「山名蔵」で展示されている鎖鎌 鎖鎌(くさりがま)とは、草刈り鎌に鎖分銅を取付けたような形をした武具で、農耕具を武器として発展させたものである。おもに帯刀を許されない身分の者(農民・商人・職人)の護身用の武器として用いられ、日本の武術各流派では隠し武器として用いられた。鎖鎌術は武芸十八般のひとつともされている。 形態[編集] 鎖鎌の形態としては、鎌の頭端部に鎖分銅を取付けたもの、鎌の柄尻に鎖分銅を取り付けたものの2種類が一般的であるが、各流派によって形態はさまざまであり、「大鎖鎌」(または薙鎖鎌)と称する柄の部分が4尺(約120cm)のもの、7尺の八重鎌(薙鎌)に鎖をつけた八