福田淳一・財務省事務次官によるセクシャル・ハラスメント疑惑が明らかになって以降、野田聖子総務相が踏み込んだ発言を続けている。財務省の対応を「違和感がある」と批判したのを皮切りに、自身のセクハラ体験を明らかにしたり、マスコミで働く女性たちとの懇談の場を設ける考えを示したりしている。問題意識はどこにあるのか。ここ数日の発言を振り返る。
こんなの流れてきてましてね。 domani.shogakukan.co.jp よくみたらDomaniの2018年3月号に掲載された記事みたいですね。 母さんたちが「よく顔出せたな」と憤ってらっしゃる。 ええそのお気持ちよくわかります。 この記事を読んだ時に感じらイラっとした気持ち、なんかあったな〜と思い返してたんです。「サラメシ」でした。 最近、転職した夫は夜勤が多いので一緒に昼食をとる機会がちょっと増えました。 その日も木曜日に自宅で一緒にご飯を食べながら再放送の「サラメシ」を見てたんですね。 視聴者からのお手紙から取材をするコーナーに出ていたのは一人のお父さん。 妻と年長の娘さん、2歳の息子さんとの4人暮らし。 3年前に娘さんが幼稚園に入園する時に「卒園までお弁当を作ろう!」と一念発起。 その日から週3日のお弁当の日は家族4人のお弁当を作り続け、Instagramにアップ、取材が入った
当時、配属されたのは、社内でも花形である警視庁記者クラブ。配属後の「1カ月ルール」というものがあり、1カ月以内に特ダネが取れなければ「飛ばされる」と聞いていた。 担当チームで、女性記者は1人だけ。Aさんは女性記者から引き継ぎを受け、女性記者に引き継いだ。そこにはきっと「見えない女子枠」があったのだ。 Aさんは、事件取材をしたいわけでも、特ダネを取りたいわけでもなかった。テレビ局に入社したのは、ドキュメンタリーを制作したかったから。事件取材で頑張って実績を出せば、次のチャンスがもらえるはずだと信じていた。 実際、独自ネタをとったら、それを元に番組の企画枠を担当させてもらえた。目の前にぶら下げられた小さなごほうびが、Aさんをプライベートがほとんどない取材活動に駆り立てていった。 「もうレース感覚ですね。その日その日の運動会で、1位を取ろうと必死でした」 同時に、もう一人の自分が常にささやいてい
日米首脳会談で実施が決まった閣僚級の通商協議では、米国側は牛肉と自動車の市場開放を標的にする見通しだ。なぜ、この2品目にこだわるのだろうか。 「日本は牛肉などの分野で一方的な譲歩をすべきだ」。米側で協議を担うライトハイザー米通商代表部代表は昨年の就任時から牛肉を挙げ、日本との交渉に強い意欲を示してきた。背景には、米国内の畜産業界からの強い要請がある。 日本の輸入牛肉市場(2017年)は豪州(シェア50・3%)と米国(同41・7%)の2強が全体の9割あまりを占める。米国産の輸入関税は38・5%だ。これに対し、豪州産は15年に日本との経済連携協定(EPA)が発効したため、現在は26・9~29・3%。米国抜きの11カ国によるTPPが発効すれば、加盟する豪州の牛肉の関税は最終的には9%まで下がる。 トランプ大統領の公約でTP…
3月28日の参院本会議で新年度予算が可決、成立し、頭を下げる安倍晋三首相(右端)と麻生太郎財務相(左隣)。3選なるか、キングメーカーの座に就けるか (c)朝日新聞社この記事の写真をすべて見る 「先生の発する言葉は心の奥にまで響くすごみがありました。今に続く自公政権の礎を築いてくださった」 4月14日、京都市内で開かれた野中広務元幹事長(享年92)の「お別れの会」で安倍晋三首相は、政治信条では対極に位置した故人をしのんだ。参列した村上誠一郎元行革相は涙を浮かべて筆者に語った。 「安倍さんは野中先生の気持ちを理解しているように思えません。本当に心の奥まで響いたのか。最近の政治家の言葉には相手を思いやる気持ちや惻隠の情が全く感じられない。安倍さんや麻生(太郎財務相)さんは自分の責任を放棄して公務員の責任にして逃げている。最高責任者としてあるまじき行為だ。一日も早く即刻退陣すべきだ!」 自民党が4
文部科学省が公表したメールの一通には「加計学園が藤原次長に面会に来る」と書かれていた。藤原氏は当時の内閣府地方創生推進室次長で、学園幹部だけでなく、後に国家戦略特区の申請者となる愛媛県や今治市の職員とも面会していた。しかしメールは県や市には言及しておらず、内閣府が自治体側を学園の随行者のように認識していたことがうかがえる。 藤原氏への面会を予告するメールが送られたのは、二〇一五年四月二日午前十時前。「本日11‥30~加計学園が藤原次長に面会に来るとのことです」と記されていた。愛媛県や今治市の文言はなかった。 正午すぎに送られたもう一通のメールは、藤原氏からどのような助言があったのかを報告するのが主な内容。訪問者名は黒塗りで明らかにされなかったが、列挙された最上位は「学校法人加計学園 倉敷芸術科学大学」だった。その下に、愛媛県や今治市が続いた。メールの公表を受けた野党合同ヒアリングで、野党議
愛知県警豊橋署は21日、愛知県田原市の男子大学生(22)を暴行の疑いで現行犯逮捕したと発表した。「ひっかいたことは間違いないが、殴ってはいない」と容疑を一部否認しているという。 署によると、男子大学生は20日午後5時55分ごろ、愛知県豊橋市広小路1丁目の歩道で、演説をしていた共産党会派の男性市議(46)のほおを、殴ったりひっかいたりした疑いがある。署の調べに対し、男子大学生は「議員の主義主張が気に入らなかった」と話しているという。
音声、「女性の声も」=セクハラ疑惑で麻生財務相 訪米中の麻生太郎財務相が19日夜(日本時間20日午前)、記者団と行った福田淳一事務次官のセクハラ疑惑に関する主なやりとりは次の通り。 財務省「受け止める」と回答=テレビ朝日 -女性社員がセクハラを受けたとして、テレビ朝日が記者会見と財務省への抗議を行った。 会社としての正式な抗議だから、しっかりと受け止めなければならない。まずは話をきちんと伺う必要がある。 -抗議文には目を通したか。どういう形でテレ朝から話を聞くのか。 抗議文は、もう少し大きな字で書いてもらったら見やすいなと思った程度に見た。名乗り出ているので、弁護士(を通じて)という形で話を聞かせてもらう。 -野党が大臣の辞任要求を強めている。 進退については考えていない。 -福田次官を任命した責任はないのか。 週刊誌で報道されている内容が事実か定かではない。(週刊新潮が公開した音声は、次
今回の財務次官のセクハラの件、女性記者が無断で録音したのは証拠能力が否定されるというデマが飛び交ったり、ハニートラップだとか言われたり、勝手に特定されて画像晒されたりとかしてるのをみると、「ほら、被害者が名乗り出ることは容易じゃないでしょ?」ということを裏付けてるとしか思えない。
「はっきり言って、テレビ朝日の報道の信頼は地に落ちたと言っても過言ではない」 こんな力強い言葉で自社に「モノ申した」のは、テレビ朝日の小松靖アナ(43)だ。財務省の福田淳一事務次官からセクハラ被害を受けていた女性記者への対応について「この記者を守り切れなかった」などと語り、反響を呼んでいる。 「奥歯に物が挟まったような言い方」で... 2018年4月19日生放送のネット番組「AbemaPrime」(AbemaTV)では、テレビ朝日が同日未明に開いた、自社の女性記者が福田氏からセクハラ被害を受けていたと告発する記者会見の模様を、ノーカットで放送した。 番組司会の小松アナが、国際政治学者の三浦瑠麗氏や元毎日新聞記者の上谷さくら弁護士ら、ゲストコメンテーターに見解をたずねる形で、侃々諤々(かんかんがくがく)の議論を展開。放送時間の約2時間いっぱいをこのセクハラ問題に費やした。 そんな中、女性
林芳正文部科学相は20日、学校法人「加計(かけ)学園」の幹部や愛媛県職員らが2015年4月に柳瀬唯夫首相秘書官(当時)と面会する予定を記した、内閣府からのメールの写しを公表した。梶山弘志地方創生相も当時の担当職員が「記憶はないが、自分が作成・送信したものと思われる」と話していることを明かした。20日夕に取材に応じた柳瀬氏は「国会に呼ばれたらしっかりと誠実にお答えしたい」と述べた。面会した可能性を示す文書が新たに出てきたことで、野党は追及を強めている。 15年4月は、国家戦略特区による加計学園の獣医学部新設計画が本格化する直前の時期。愛媛県職員が面会内容を記録した文書には、柳瀬氏が「本件は、首相案件」などと発言したとあるが、柳瀬氏は「記憶の限りではお会いしたことはない」と説明してきた。政府側でも面会予定が共有されていた事実を受け、柳瀬氏が改めてどう説明するかが焦点となる。 文科省が公表したメ
自民党は20日、党所属の地方議員約800人を集めた研修会で、党の重要課題を説明した。安倍晋三首相の悲願である憲法改正に向け、党改憲案を地方に浸透させる異例の会合だったが、党の顧問弁護士が唐突に森友学園問題を解説し、報道批判を展開。政権の不祥事が相次ぐ中、来春の統一地方選を控える出席者からは不満が漏れ、会場に改憲の熱気は薄かった。【田中裕之、小田中大】 出席者によると、顧問弁護士は会場に森友学園問題などの経緯を記したスライドを映しつつ、「うそを書くとフェイクニュースだ。(首相の妻)昭恵さんが出てくる前に(国有地売却の)話は決まっていた。関係したという報道があるが、事実関係は違う」などと断言した。こうした説明の場は研修会の予定に入っておらず、地方議員に「真相」を伝えるため、執行部が急きょ設定したとみられる。
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