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SS投稿掲示板に関するkraiceのブックマーク (12)

  • 聖将記 ~戦極姫~ 【第三部】:SS投稿掲示板

    せせらぎの音をたどってようやく小川を見つけた俺は、わき目もふらずに川辺に駆け寄った。 手で水をすくう手間を惜しみ、そのまま川面に口をつけて音をたてて水を飲み込んでいく。 消毒もせずに川の水を飲む危険性は承知していたが、正直、そんなことを気にしている余裕は一ミリたりとも残っていなかった。 なにせこの小川にたどり着くまで、ずっと鍬(くわ)やら鋤(すき)やらを持った人たちに追い回されており、死ぬほど喉が渇いていたのである。 ようやく渇きから解放された俺は、川面から口を離して安堵の息を吐いた。ついでにため息も吐いておきたい気分だった。 両親の墓参りの帰り、気まぐれに春日山城址に足を向けてから今日で三日あまり。巻き込まれた事態の異常性を思えば、ため息の一つや二つ吐きたくなっても仕方ない、と思う。 「まったくなあ……ここはどこ、わたしはだれ、とか気でいう日が来るとは思わなかった」 しみじみと呟く。

  • 奴が幻想入り(東方×GS):SS投稿掲示板

    これは前に書いて、すぐに挫折した二次創作小説です。 なぜかデータが残っていたので、一発ネタとして掲載してみます。 これはありそうで中々ない、東方と某作品のクロスオーバーです。 「ならばやってやんよ!」 ということで挑戦してみましたけど、東方を二次創作でしか知らず、東方側のキャラの性格などが把握できなかったので挫折しました。 あくまで一発ネタですので、色々と気にしないでください。 たぶん続きません。 すごく寛大な心を持って、お読みください。 と、初回に記載しましたが…… なぜか続いています。 以下が注意書きです。 作者は東方の原作を知りません。 ですので、性格や口調が違う場合があります。なければ私はきっと神です。 今後も続くかどうか、マジでわかりません。 奴が飛びかかる東方キャラは、作者の独断と偏見で決めています。 つまり、明らかな幼女体型以外はやってやりますので、ご了承ください。 作品は

  • ハルケギニア~俺と嫁と、時々息子(転生・国家改造・オリジナル歴史設定)

    始めまして。ペーパーマウンテンと申します。皆様方のSSを読むうちに、書いてみたい!という無謀な欲求が抑えられなくなりました。 (このSSについて) ・ゼロの使い魔の2次創作です(3月14日にチラシの裏から移動) ・主人公はある国のある人物に転生します。そしてある目的のために国内改革にまい進します。 ・このSSは原作のはるか前から始まります。姫騎士よりも前からです。書き始めた当初(2010年3月初め頃)は第1巻だけでしたが、これから原作の姫騎士が進むに連れて、齟齬が出てくるかも知れません。その場合、原作にあわせるかオリジナルストーリーで進めるかは、状況によります。ご容赦ください。 ・オリキャラはたくさん出るかもしれませんが、チートはないです(無論主人公も)。ステーキ(ルイズとかサイト)を乗せる皿の下に敷いてあるテーブルクロスの下のテーブル的な、添え物キャラを目指します。 ・オリジナル歴史設定

  • SS投稿掲示板

    この作品は以下の要素を含みます。 ・独自解釈 ・10話までの設定 ・キャラ崩壊 ・ご都合主義 それでも構わないという方は、是非ご覧下さい。 ビル裏。 広い空き地。 クレーター。 湧き上がる煙。 なにやら激しい戦闘があったことを髣髴とさせるその空間に、1人の男がうつ伏せに倒れていた。 年は18前後。 中肉中背。身体的特徴は見当たらない。 服装はジーパンにジージャンにバンダナ。丈夫さ、そして汚れなどに気を使ったファッションであろう。 服が全身を覆っているので、怪我などは見当たらないが、この惨状を見れば無事であるとは考えにくい。 そんな青年に歩み寄る少女が1人。 クレーターから少し離れた所で立ち止まり、青年を凝視している。 その瞳には何の感情も見受けられない。どうしようもない無表情。 諦め、達観、絶望、屈折、悔恨、不信。 カウンセラーを名乗る有象無象らは、少女を『そう』表現するであろう。 しかし

  • 中の人などいない!!【王賊×オリ主】:SS投稿掲示板

    ■ まえがき的な何か この作品は、ソフトハウスキャラ様の『王賊』の二次創作作品です。 オリ主ものです。オリ主×原作キャラのカップリングが発生します。 でもntrではありません、一応。割と原作から乖離したりもします。 ただのオリ主ではあっさり死んじゃいそうなのでご都合主義成分有。 というか、厨二的な成分を含みます。人の戦闘能力はゼロですが。 また、憑依系オリ主のテンプレを含みます。その辺もご了承下さい。 動機? 王賊のFFが読みたい→全然ねぇですよ→読みたいFFが無いなら自分で書けばいいじゃない(゚∀゚) あと、割と暇潰しで書いてる面があるので趣味の範囲で書いているので、リアルが忙しくなると突然更新が止まる可能性は否定できないです。一応ある程度までは書き進めてはいますが。 以上の注意事項に同意出来ない方はブラウザの戻るをクリ(ry そんな大層な作品が書けるような才能は無いですが、まぁ、暇潰

    kraice
    kraice 2010/11/13
    憑依系オリ主
  • ArcadiaTOP

    法に触れる書き込みなど、緊急対応が必要な案件がありましたら、 このページ右上のアドレスより、メールにてお知らせいただければ大変助かります。 第一次寄付募集は終了しました。 皆様のお力添えで、Arcadiaサーバの新調が可能となりそうです。 詳しくは、左側メニューの寄付よりご覧ください。 ・Arcadiaでは公式、非公式にかかわらず、外部サポートサイトのようなものは認めておりません。 詳しく ■ 2024/05/05(Sun) 01:46 管理人は生きています(笑) レンタルサーバ側の問題なのか、暫くぶりにサイトダウン状態でした。一旦再起動にて回復したようですので様子見します。 (この間のメンテナンスは、管理人の意思でのメンテナンスです。) ところで、10年以上更新していなくても、掲示板やメールで励ましてくれる方がいることが大変嬉しいです。 運営板の「管理人さんお元気ですかねぇ」の内容なども

  • SS投稿掲示板

    その地には、元々、許という街があった。 河南郡、すなわち中華帝国の要たる中原に位置する許は、しかし人口は万に満たず、申し訳程度の城壁に囲まれただけの小さな街に過ぎなかった。 そんなありふれた小都市が、一躍、中華にその名を知られるようになったのは、先の洛陽の大乱以後のことである。 後漢の帝都は、建国以来、洛陽から動くことはなかったが、董卓、そして朝廷の高官たちが引き起こした先の大乱により、洛陽は炎上、そこに住んでいた多くの民が都から焼け出されることになった。 その数、数十万。董卓打倒に集った諸侯も、これだけの数の難民を領地に受け入れることは出来ず、また遠征軍を長期に渡って維持してきた彼らに、洛陽を再建するほどの財政的余裕があるはずもなかった。結果、諸侯は洛陽の難民を半ばうち捨てて帰国の途につかざるを得なかったのである。 住むところを失い、べる物もなく、明日を生きる術を見つけることも出来ない

  • SS投稿掲示板

    時は、後漢王朝末期。 王朝はすでに建国時の力と理念を失い、ただ惰性によって、歴史を引き摺るだけの存在と化していた。 悪化する治安。跳梁する賊徒。 官界には賄賂が横行し、官吏はその腐敗を恥じず。 罪無き民の怨嗟は、大陸を覆い尽くそうとしていた。 そして、皇帝が、自らの娯楽の為に、国家の要職さえ金銭で購わせるに至って、後漢王朝は中華の民を統べるに必要な信義を自ら手放すこととなる。 治、極まれば乱に至り、乱、極まれば治に至る。 ここに、光武帝劉秀によってもたらされた治世は完全にその輝きを失い、時代は乱へとなだれ込んでいく。 それは、力なきことが、罪悪とされる時代。無能が、悪徳とされる世の中。 朝廷は続発する反乱に目と耳を塞ぎ、群がり起こる賊軍は、ためらうことなく民衆を踏みにじる。 いつの世も、最初に犠牲になるのは、力なき民衆である。それは、人の業が定めた哀しい哲理。 されど、絶望に沈むことはない

  • 聖将記 ~戦極姫~  【第一部 完結】 【その他 戦極姫短編集】

    戦国時代。そう呼ばれる時代がある。 古くは、古代中華帝国において、大国晋が、韓、魏、趙の三国に分裂してより、秦帝国が中華統一を果たすまでの期間――いわゆる春秋戦国時代、その後半を指す言葉であった。 秦による統一によって戦国の時代は終わりを告げる。それ以後、中華帝国は幾たびも戦乱の雲に覆われることになるが、戦国という言葉が現れることはなかった。 それは、一つの時代を象徴する言語として、歴史に刻まれることとなったのである。 その春秋戦国の世より幾星霜。 歴史に刻まれ、過去を表す言語となった戦国の名は、中華帝国ではなく、その東に浮かぶとある島国にて、再び歴史に現出する。 応仁の大乱に端を発し、明応の政変にて顕在化した、日未曾有の激動の時代。後に戦国時代と呼ばれることになる、乱世を指す言葉として。 応仁の大乱、そして明応の政変を語れば、どれだけの言葉を費やすことになるか知れない。 言えることは、

  • SS投稿掲示板

    時は春。満開の桜が視界一杯にあでやかに広がり、吹く風は確かな春の温かさを宿して、優しく頬を撫でていく。 家族に連れられてやってきたのだろう。幼い男の子が、浮かれた様子で桜の園のあちらへ、こちらへと走り回っていた。 陽が中天に輝く時刻、周囲には花見客が笑いさざめき、その楽しげな雰囲気が子供心を浮き立たせずにはおかないようで、遠くからかかる母親の声も、男の子の足を止めることは出来なかった。 さらに先へと駆け出していく子供は、しかし不意に停止を余儀なくされる。 桜の花を見上げていた青年にぶつかってしまったのだ。 小さな悲鳴と共に子供は足を止めた。思いのほか強い衝撃で鼻を打ち、その目にみるみる滴が溜まる。 それは鼻の痛みのせいもあったが、怒られる、と能的に恐れたためでもあった。 だが。 「おっと、ごめんごめん。大丈夫かい?」 青年は子供に気付くと、膝をついて目線を合わせ、そっと髪の毛に触れてきた

  • Night Talker

    NightTalkerは2018年10月末にて閉鎖しました。 長い間、ご愛用いただきありがとうございました。

  • 堕ちた天使の世界

    堕ちた天使の世界 C/T様より頂いた ~風と炎の鎮魂歌~ イメージイラスト (クリックすると全体が見れます) 開設日 2004年02月24日 キリ番ゲット者 キリ番は100万ヒットごとです。もしゲットされた方は掲示板等に書き込んでください。 このサイトは堕天使が趣味で運営しているホームページです。 ジャンル等は特にありませんが、小説をメインにしております。 お気に入りへの登録はこの画面でお願いします。 当サイトについてバナーを除く画像及び、 文章の無断転載、複写等を禁じます。 リンクフリーですが、メールを下されば相互リンクをします。 下のロゴがバーナーです。

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