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『坊っちゃん』自筆原稿 読みやすい文章とは、流れるように読める文章だ。難しい言葉はいらない。気のきいた言葉もいらない。文頭から文末まで振り返ることなく読める文章が、最も美しい。 読みやすさの基準は客観的なものだ。読み手には様々な人がいる。老若男女すべての人に対して読みやすい文章を書くのは難しい。ただ、綺麗な文章を書こうとする意識は持ちたい。 文章を書く上で意識すべき技法を紹介する。 常体と敬体 常体とは「だ・である」調の文章であり、敬体とは「です・ます」調の文章を指す。それぞれにメリットとデメリットがある。 常体は、自分の意思を力強く伝える事ができるが、我の強い文章になる。敬体は、優しい印象で共感を得やすいが、まわりくどい文章になる。 常体と敬体を織り交ぜて書く手法もある。まずは自分で試してみて、書きやすい文体を見つければいい。 文章の始まりは短く 最初の一文は短いほうがいい。インパクトが
デジタルネイティブなどという言葉が闊歩する時代だが、それにともなって、日本語文章のしきたりも変わってきている(らしい)。 先日の飲み会で 「吉田さん、実はITもネットも弱いでしょう」 と言われた。 プログラミングやインストールなどには確かに弱いけど、それがどうかしたか? と少しカチンときて開き直ったが、彼の話ではブログ記事の中身ではなく記事の書き方で,ネット慣れしていない人が見分けられると言うのだ。その方法だが、 ネットやに弱いブロガー」は、ブログ記事で 「文章の最初で字下げする」 のだそうだ。 日ごろからネットに触れていれば、ネットでの記事は英語に合わせて字下げをしないのが当然だということに自然に気がつくはずなのだが、慣れていないブロガーは昔の日本文化そのままに字下げしてしまうのだという。(このブログ記事が典型だ、、) 私は小学校時代から”文書の最初は、読みやすいように一文字あけましょう
By: Guudmorning! – CC BY 2.0 「どうすれば文章力をあげることができますか?」 と、私が誰かに尋ねられたとしたら次の二点をあげます。 読むように書く事 書くように読む事 すでに文章を書いている方には当たり前のことかもしれません。しかし、この基本的なことについて触れられているのをあまり見かけないので、今回はこの二つについて考えてみたいと思います。 読むように書く 本多勝一氏の『日本語の作文技術』という本の中では、文章の書き方として「ダメな」例が二つ挙げられています。 話すように書く 見たとおりに書く アドバイスとして「話すようにかけばいいよ」とか「見たとおりに書けばいいよ」と言われれば、書き手としては楽な気持ちになれるでしょう。それらは日常的に行っていることなので、あたりまえにできると感じます。 しかしながら、実際このアドバイス通りにやって文章を書く事ができるか、と
もう何番煎じか知らんけど、日本語の文法についてさらっと説明してみる。 日本語といっても、技巧的になる詩や小説とかじゃなく、説明的な文章を対象とする。 (追記: 2010-02-06: 全体的に文章を見直し、細部を修正) 主語はおまけ、述語こそ主役 英語では「主語+動詞」のペアが文法の主役だけど、日本語では「主語」はおまけであり、「述語」だけが主役である。日本語では、主語はあくまで述語を修飾する存在でしかない。 たとえば: I love you. # 主語 + 動詞 + 目的語英語では「主語+動詞」というのは欠かせない存在であり、かつ登場する順番も決まっている(特殊な構文は除く)。 これに対し: - 俺は おまえのことが 好きだよ。 # 主語+目的語+述語 - おまえのことが 俺は 好きだよ。 # 目的語+主語+述語日本語では、述語さえ最後に来ていれば、「阿部×三橋」でも「三橋×阿部」でもど
それにしても文章のうまい人だなあとつくづく思う。 映画や本の感想を独特の視点でアップしつづける人気ブロガー、空中キャンプさんである。 http://d.hatena.ne.jp/zoot32/20080318(空中キャンプ お母さんと子ども) このエントリなどがとくにうまいと思った。好きかといわれると困る。(空中キャンプさんが「おくさん、わたしにどうかお任せください。こらガキ! 親の気持ちも考えねえでつべこべ言いやがって。とっとと水につかれ!」といい、ドボーン! おらおら! ボカボカ! と、「スパルタの海」における伊東四朗ようなヨットスクール的展開になっていれば一生ついていこうと思ったのだけれど) それでも情景のみずみずしさやディテールの豊かさ。「このオチはどうなるんだろう」という読み手をひきつける構成のうまさに目を見張ってしまった。 だがもっとも特徴的なのはひらがなの使い方だ。どのブログ
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