地上デジタル放送の発信拠点として計画されている新(仮称)の誘致を推進する「東京ワールドタワー推進協議会」(奥山則男会長)は13日、東京都練馬区の遊園地「としまえん」内に計画している1000メートル級タワーの概要を発表した。 タワーの高さは1008メートル。現時点で世界一の高さを誇る、カナダのCNタワーの533メートルと比べ倍近い。地上350メートルと650メートルの高さに展望室を設ける予定で、敷地はとしまえんの用地約30万平方メートルのうち、タワーと周辺施設をあわせて2万平方メートルを計画。また、事業主体として菓子大手のロッテ(本社:東京都新宿区、重光武雄社長)に協力を要請したことも明らかにした。 同協議会は、練馬区内の商工会や体育、福祉、文化関係団体の会長や副会長が参加する「練馬八日会」を中心とする民間団体。タワーの高さのうち、8メートルは「練馬八日会」が由来。特別顧問に同区在住の漫画家