医療ガバナンス学会 (2011年4月11日 06:00) | コメント(0) | トラックバック(0) 獨協医科大学神経内科 小鷹昌明 2011年4月11日 MRIC by 医療ガバナンス学会 発行 http://medg.jp 次年度の"人事移動"である。 全国医科大学病院、および大学医学部附属病院に勤務する、"物言わぬ地味で真面目な医局長"を代表して伝えておきたいことがある。 医局長の最大の仕事と言ってもいい責務が、この医局人事の算段を練ることである。大学や医局によって多少の違いはあるかもしれないが、当病院の神経内科では、代々医局長がそのたたき台を作成する。後に教授が多少の修正を加えることで最終的に決定される。 官僚の根回しによる事務次官会議のような仕事が医局長の役割で、閣議決定が教授の仕事と言ってもいい。 12月に入ると、おもむろに医局員たちが、三々五々「相談があるので