在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)中央本部(東京都千代田区)の土地・建物の競売について、東京地裁民事執行センターで26日、入札で最も高い価格をつけた人を決める「開札」が行われ、宗教法人「最福寺」(鹿児島市)が45億1900万円で落札した。最福寺「法主(ほっす)」の池口恵観(えかん)氏(76)は北朝鮮への渡航歴が複数回あり、「永田町の怪僧」との異名もある人物で、総連への貸し出しも検討したいとしている。(サンケイスポーツ) 「今まで中央本部にいた人を追い出すということではない。残ったところをお貸しするのはいいのではないか」 中央本部の土地・建物について池口氏は報道陣に、総連側への貸し出しを考えていることを明らかにした。さらに「ビルをそのまま残し、北朝鮮を含むアジア民族の融和と、英霊の拠点にしたい」とも話した。 池口氏は北との関係が深い。池口氏や最福寺ホームページなどによると、最近4年間で9回ほど