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2014年7月22日のブックマーク (3件)

  • 訂正・NOP命令の誕生

    訂正・NOP命令の誕生 先日「NOP命令が作られた日」について書いたのですが、早速訂正記事を書かねばなりません。 有難いことに、記事は多くの方に読んでいただけました。 元記事書いてからの1年よりも、先日1日の閲覧回数の方がはるかに多いのではないかな。 そして、多くの目にさらされたおかげで、情報提供がありました。 「TX-0 よりも先に、IBM 704 が NOP 搭載しているよ」という情報。 …調査したら当でした。 2015.5.19追記 2015.6.19修正 さらに1年近くたって、自分で古いコンピューターの資料を調査中に、IBM SSEC (この記事で書いた、702 より古い機械。コンピューターですらない!)に No Op 命令があるのを発見しました。 当記事は既に発表したものですし、IBM 702 の説明としては面白いので、記録として残しておきます。 なお、記事最後の調査済みの歴史

  • NOP 命令の誕生

    NOP 命令の誕生 さて、TX-0 の話題も、これで最後にしましょう。 前回の「拡張後のTX-0の命令」で、opr命令の拡張は「最初は互換性を保ったまま拡張が行われた」と書きました。 まだそのことを書いていません。 また、拡張後のビットフィールドを、初期と同じ形で記述しました。 実は、拡張案の決定文書以降は、違う形式が取られています。しかし、その書き方は使いませんでした。 これは、初期と比較しやすいように…ということもあるのですが、今回書こうと思っている核心部分がばれてしまうのを防ぐため。 今回は、世界で最初の NOP 命令についてです。 2014.7.6 追記 2015.6.20 再修正 TX-0 が NOP の最初ではない、という情報が寄せられました。 TX-0 が最初である、という点に関し、このページの記述は誤りでした。 まず、2014年時点で、IBM 701が最初、と判りました。

  • BCD (二進化十進)とは【日記 2014/07/20】

    前: 続・世界初のMML次: 高柳健次郎の命日(1990) BCD (二進化十進)とは  2014-07-20 13:02:46  コンピュータ NOP 命令の話を書いたときに、IBM 702 が出てきました。 「BCDを使った10進計算機だった」と書いたところ、ツイッターで思わぬ反響がありました。 電卓なんかは内部で 10進の計算をしている、と書いてある書籍があったが、デジタル回路でどうやって10進計算をしているのか不思議だった、とのこと。 あーなるほど。ここら辺微妙な技術ですね。 2進数がわかる、というのはそれなりにコンピューターに詳しい人だと思いますが、その2進数で10進の計算をする、という話題は、さらにプログラムができる人でないとわからない。 古いコンピューターでは BCD はよく使われた技術なのですが、今ではあまりお目にかかることはありません。 2進数を10進数に変換するのが「当