プログラマーたちは、大企業がこれほどまでに自分たちを大事にしてくれることに驚いているかもしれない。 Yahooといえば、数百万人が利用するコンシューマー向けインターネットポータル企業として広く知られた存在だ。そのYahooでは現在、「ソフトウェア開発者」という新しいユーザー層を取り込むための改革が進行している。 Yahooは開発者向けイベント「Hack Day」を9月に開催したが、今回は初めて社外の開発者にも公開された。同イベントでは、参加した社外開発者とYahoo社内のエンジニアが、Yahooのオンラインサービスを利用した「マッシュアップ」ウェブ アプリケーションをその場で共同開発するという試みが行われた。 開発者との交流を持つためにYahooが幅広く実施しているHack Dayなどの取り組みは、パートナーとの多様なネットワーク、つまり、「エコシステム」の構築を真の目的としている、と同社