◇全生徒対象のアンケートなどで回答 岩手県矢巾(やはば)町の中学2年の男子生徒(13)がいじめを苦に自殺したとみられる問題で、自殺後に学校側が全生徒を対象に実施しているアンケートなどで、多数の生徒が男子生徒へのいじめを目撃したと回答していることが分かった。男子生徒は担任とやり取りしていた「生活記録ノート」でいじめを訴えていたが、日常的にいじめがあったことがこのアンケートでも裏付けられた。 男子生徒が5日に自殺したのを受け、学校側は7日からいじめの事実関係を調べ始めた。全校生徒にアンケートしたうえで、見たり聞いたりしたと回答した生徒には聞き取りを実施。また、男子生徒が所属していた運動部の部員と、同じクラスの生徒にも、聞き取りを進めている。町教委によると、これらの調査で、かなり多くの生徒がいじめを目撃したと回答しているという。 一方、同じ2年生の保護者が子供から聞いた話によると、男子生徒