« IIS のログを tail -f | メイン | Lingua::JA::Summarize 0.02 » 2006年04月26日 キーワード抽出モジュールを作ってみた 一昨日、同僚の竹迫さんに、文書内からのキーワード抽出技術について教えてもらっていた時、わざわざ TF-IDF注1 用に別のコーパスを用意しなくても、MeCab だったら生起コストを辞書内に持っているんだから、それを使えばいいのではないか、という話になりました。 竹迫さんがその日のうちに作ってくれたプロトタイプで、アルゴリズムの改善とパラメータのチューニングを行ったところ、十分な品質が出そうなので、書き直して公開することにしました。 普通の Perl モジュールなので、 perl Makefile.PL && make && make install すれば使うことができます (15:50追記: すみません。 MeCab
いわゆる「Web2.0」っぽい要素である「タグ」。 一般にはタグ付けは手動で行うわけですが、自然言語テキストへのタグ付け(キーワード抽出)を自動で行うことができれば、あれこれと可能性が広がって楽しそう……しかし、それは実現が難しかったり高コストだったりして、簡単に手を出せる解はあまりありません。 ラボの奥さんの作成したキーワード抽出モジュール Lingua::JA::Summarize は次の特徴を持っています。 動作要件の敷居が低い 辞書のメンテナンスをしなくても、未知語や熟語もある程度抽出してくれる 希望の結果に近づけるためのチューニングが可能 本モジュールを使って、サイボウズ・ラボ内での情報交換を行っている社内掲示板をスレッド単位で解析しているのですが、辞書を一切チューニングしていない状態でも「しょこたん☆ぶろぐ」や「猫かぶり隊隊員ニャンコ達」などの特徴的なキーワードが抽出されます(
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