こども向けのプログラミング学習がちょっとしたブームのようだ。 夏休みの自由研究にということだろうか、Amazon の 実用・工作・趣味 の ベストセラー ランキングで小学生からはじめるわくわくプログラミングは上位だし、拙著Raspberry Piではじめる どきどきプログラミング (はじめるプログラミング シリーズ)の方もブログラミングの本としてはそこそこ売れているようだ。両方とも扱っているプログラミング言語はスクラッチだ。 「さあプログラミングを勉強しなさい」ということで、親御さんはこれらの本をこどもに買い与えてはい終わり、というケースが多そうなのだが、ちょっと待って欲しい。スクラッチをこどもだけに使わせておくのはあまりにもったいない。 「え?でもスクラッチってどうせこども向けでしょ」というのは大きな誤解だ。次に多い誤解は、「スクラッチでできることってちょっとしたゲーム作りでしょ。実用的