JMDCでエンジニアをしている堀です。 私の所属するデータウェアハウス開発部 医療機関基盤グループでは、医療機関から受領したデータを取り込んで医療データ分析に利用するシステム開発と保守運用を行なっています。受領データには様々な種類があるのですが、その中から検査値データを処理しているチームの取組について紹介します。 そもそも検査値データとは? 医療機関で検査を受けられた経験はどなたにもあると思います。その検査結果を集めてビッグデータにすれば多様な分析やサービスに利用が可能です。しかし、各医療機関から提出される検査値データのフォーマットは決まっていないため、使えるビッグデータにするのも一筋縄ではいきません。 当社では臨床検査で利用されるJLAC10コードを適用してデータの標準化を図っております。 検査値データの処理フロー システム構成 検査値データはAWSで構築されたシステムで処理しています。