「戦争法案」の矛盾の辻褄合わせが個別的自衛権をも崩壊させてしまうことになりました。なんと敵国の兵站を攻撃できないと安倍首相が明言しています。詳細は以下から。 本日行われている参議院の平和安全法制特別委員会の民主党福山哲郎議員の質問において、「戦争法案」で個別的自衛権の範囲が致命的に狭められてしまうことが明らかになりました。 安倍政権は「戦争法案」で海外で自衛隊が「後方支援」の名のもとに兵站を行えるようにしようとしていますが、この「後方支援」は「武力行使」とは一体化しないため憲法違反ではないと説明しています。 ここで福山議員がまず行った質問は、日本に国際法上違法な攻撃を加えるA国の戦闘機にA国の補給艦が燃料や弾薬の補給という「後方支援」をしている場合に、その補給艦を攻撃できるかというもの。中谷防衛相は個別的自衛権によって「できる」と回答。 次の質問は同条件のA国の戦闘機に民間の船舶が燃料や弾
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