都幾川の堤防が決壊し、浸水被害が出ている埼玉県東松山市では、国土交通省が無人機のドローンを使い、浸水した場所など詳しい状況を調査しました。 国土交通省関東地方整備局では14日、無人機のドローンを使って、都幾川の堤防の決壊の状況や周辺の被害状況などの調査を行いました。 担当の職員2人が、1メートルほどのドローンに地形を測量できる機械を取り付けて、決壊した堤防の幅や深さなど詳しい状況や、浸水の被害状況などを確認していました。 関東地方整備局河川工事課の熊木正砂防係長は「被害が大きく人が入れない場所をドローンで調査することで被害状況を確認し、復旧の進め方を検討したい」と話していました。 関東地方整備局では14日午後、川越市の越辺川と東松山市の九十九川の堤防の調査も行うということです。